裁判では、証拠をもとに争われます。

 

刑事訴訟法上の大原則で、事実認定は証拠をもって行なわれなければならない

 

とされています。刑事訴訟法の317条に「事実の認定は、証拠による」とあります。

 

証拠とは、証拠能力を有した適正な証拠調べを経た証拠をいいます。

 

裁判の事実認定が証拠をもって行なわれるという考えの対極にあるのは、占いな

 

どによる裁判や魔女裁判、決闘裁判があります。

 

近代裁判では、裁判官の恣意を排除する必要性から、事実認定の可視化・透明

 

化が求められています。刑事訴訟法317条は、2つの意味を持っています。

 

一つ目は、証拠は自白に限られないという意味で、自白偏重・拷問禁止を目指し

 

ています。ですから裁判では、自白以外の証拠も求められています。

 

二つ目は、厳格な証明という意味合いがあります。犯罪事実は、厳格な証明の対

 

象となっています。一方で量刑に関する証拠は、自由な証明で良いとされていま

 

す。しかし、この場合も被告人にとって利害関係が大きさから、弁解の機会を与え

 

るなどの厳格な証明が必要ではないかという考えもあります。

 

このように日本では、証拠裁判主義を採用しています。基本的人権が重んじられ

 

る近代民主主義国家の裁判では当然のごとく採用されています。

 

***    不倫・浮気の裁判で不貞行為の証拠にできるもの   ***

不倫や浮気などで裁判を起こす場合には証拠が必要となります。
その証拠として有効なのは肉体関係の確認のできる写真やメールです。
浮気の定義というのは人によってそれぞれなのですが、ただ一緒に食事をしたという証拠だけでは不倫とは法律的には認められないのです。
いくら心の浮気があってもです。

 
肉体関係がなければ不貞行為として認められませんので必ずこれらの証拠を集めるようにしてください。
メールと写真とではどちらが有効かといいますと、写真です。
これはホテルに入るところの写真ですと裁判では有効になります。
きちんと本人の顔が確認できるものを提出してください。中途半端なものでと証拠にはなりません。

 
しかしホテルには入ったものの肉体関係などないと言い訳されるのではと思うかもしれません。これに関しては大丈夫です。
ホテルに入るという行為だけで不貞行為として認められるからです。
たとえ何もなかったとしてもそれは裁判では通用しないのです。
そして証拠集めをするときには探偵などを利用することをおすすめします。
自分で撮影をしようとしても顔が知られていますので警戒されてしまうからです。
探偵でしたら面が割れていませんのでうまく撮影してもらえます。